すると 今度は、 きれいな お庭に 着きました。
そこには 白い 薔薇を ペンキで 赤く 塗っている クローバーの 庭師が いました。
アリスは
「どうして 白い 薔薇を 赤く 塗っているの？」
と、 聞くと、
「女王様は 赤い 薔薇が 好きなのに、 間違えて 白い 薔薇を 植えちゃったの。
そのことが ばれたら、 女王様に 首を ちょん切られて しまうっ！！」
と 庭師は いいました。
しかし、 その時、 女王様が 家来を 引き連れて やって来て しまいました。
女王様は 白い 薔薇を 見て、 怒って
「首を ちょん切れっ！！」
と 命じました。
アリスは、 庭師を 花瓶の 中に 隠して あげました。
探していた 兵士達は、
「あの者共の 首は 消えて しまいましたーっ！！」
と 叫びました。
すると、 女王様は アリスに
「よし！ ところで おまえ、 クロケーは できる？」
と 言いました。
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